カテゴリ:レポート( 16 )

 

八ッ場ダム本体工事の入札が延期に

 5月に行なった八ッ場ダム・吾妻渓谷ツーリング(2泊3日)は大成功でした。八ッ場ダムの本体工事凍結・現地の生活再建をテーマにしたツーリングでしたが、あしたの会のみなさんの案内で、ダム計画の全容を知ることができました。c0145828_10594287.jpg
 さて、その八ッ場ダムの本体工事の入札が延期になりました。ダム建設中止を公約にした民主党が総選挙で多数を占めたことで、国土交通省として次期大臣の判断を待つとしたものです。ひとまずダム建設は凍結されたわけですが、同時に関連事業も止まり現地の住民は宙ぶらりんの状態に置かれてしまう可能性も否定できません。
 ダム建設の中止と同時に、早急に包括的な生活再建支援策がもとめられているといえましょう。私たちも情勢の推移に注目しながら、私たちに出来ることを模索して行こうと思います。ツーリングに協力していただいた皆さん、この場を借りて感謝いたします。
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 なお、八ッ場ツーリングのくわしい報告は渡瀬ブログと横山ブログをご参照ください(横山記)。

渡瀬ブログ 報告・序 その1 その2 その3
横山ブログ 準備編 報告・序その1 その2 その3 完結編
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by tourtoyako2008 | 2009-09-02 11:13 | レポート  

電気料金値上げ反対デモに参加しました

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 来年1月に値上げされる電気料金に反対することを通じて、エネルギー政策や環境問題まで幅広くアピールしようというイベントです。とくに問題なのが原発のコスト、および自然エネルギーを導入したさいの比較(安全対策費などを入れると、じつはほとんど変わらない)。くわしくはこちらをどぞ。nob06さんの呼びかけで、私たちツーリング洞爺湖も参加してきました。c0145828_17285170.jpg
 デモはなかなか秋葉系というか、楽しかったです。nob06さんからはいろんな情報をいただきました。このイベントは来月も行なわれますんで、ぜひ。環境サイクリストの輪も広げたいもんです。

横山記) 
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by tourtoyako2008 | 2008-09-07 17:36 | レポート  

サイクルトレーラーの可能性とは?!

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 斉藤です。
 まずは、ツーリング洞爺湖2008をご支援いただき、また応援してくださったみなさまにお礼申し上げます。無事完走できました! ありがとうございます。
 
 ところで、こんかい僕はサイクルトレーラーをひいて全行程を走破したのですが、これには2つの理由があります。
1、目立つため(わかりやすいですね)
2、自転車活用の可能性を見極める(むっ・・・大袈裟?)

 ちょっとご説明します。
1、は言わずもがな。自転車でトレーラーをひくのは珍しいのです。今回走ってみて、とくに反応するのが子供たちで「何あれー、かっこええー!」「へんなの、ひいてるー」と指を指されること数知れず。大人も「こんなのがあるんですね」「どこで売ってるんですか」と興味を示してくれました。ツカミはバッチリ! です。

で、2、ですが、ところが海外では日本よりも普及が進んでいて、トレーラーに荷物をドンと載せてサイクリングしたり、子供を乗せて送迎に使ったりというのはまま見られる光景なのですね(そういえば、札幌のフィナーレランで、乗用サイクルトレーラーに乗る外国人の方を見かけました)。
 荷物や人を安全・手軽にたくさん運べるアイテムとして、サイクルトレーラーはありなんじゃないかと考えるわけです。

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 道交法改正で「自転車の3人乗り」、すなわち子育て期ママさんのニーズにどう対応するかが争点になったことは記憶に新しいですが、3人乗りを前提に自転車を設計すると、強度や重心の高さ、操縦性など、いろいろクリアしなければならない技術的ハードルがあります。3人乗りの安全性を追求するとどうしても自転車が重厚長大・鈍重になるのを避けられないでしょう。

 また、子育て期が終わった時、3人乗りのための仕様・装備は不要になる、という問題もある。そんな自転車が、普段使いに耐えられるのか。買い換えるという手もありますが、そうすると子育て期間専用という、ライフサイクルの非常に限られた自転車になってしまいます。

 ならば! 必要に応じて簡単に脱着でき、人も荷物も載せられるサイクルトレーラーに一日の長があるのではないでしょうか。

 もっとも、サイクルトレーラーとて利点ばかりではありません。今回、1500キロを走らせてみて特に感じた欠点は次の通りです。
・上り坂が苦手(重いので・・・)
・取り回しにコツがいる(バック時など)

 また、使用したのが荷物専用だったので、乗用サイクルトレーラーの評価については言及しませんが、乗り心地や安全性について、何らかの課題があるかもしれません。

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 それでも、運搬力や使い勝手では大きな可能性を、サイクルトレーラーは秘めていると思います。自転車レーンや舗装が整備され、違法駐車が一掃されれば、東京のような都市部ではマイカーに代わるエコな移動・運送手段になるでしょう。実際すでに、クロネコヤマトの集配は自転車+リヤカー(=サイクルトレーラー!)ですしね。

※追記 サイクルトレーラーの最新事情についてウェブサイト「エンジニアLive」にて記事を書いています。ヤマト運輸、チャイルドトレーラーの事例を紹介しています。(2009/5/21)
「ローテクが都会を救う!? サイクルトレーラーの可能性とは」

 ツーリングは終わりましたが、サイクルトレーラーは引き続き普段使いに利用しようと思います。というか、結構使えることがわかったので、マイカーは手放すことに決めました(笑)
 あなたもサイクルトレーラー生活、はじめてみませんか?
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by tourtoyako2008 | 2008-07-08 15:49 | レポート  

東通原発への申し入れ

再処理工場に引き続き、午後は東通原発に申し入れ。

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現在メンバーはむつ市に向かって北上中。
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写真右手は広大な原発建設予定地。
東北電力・東京電力が用地を買収しており、なんと20基の原発建設が計画されています。
まさに「原発銀座」。
ここで作られた電気は、地元の人が消費するのではなく、東京へ送られる。
なんで電気を一番使う東京じゃなく青森につくるんでしょうかね?


以下に申し入れ文を掲載します。

……………………………………………………………………………………
2008年6月30日
東北電力株式会社 取締役社長 高橋 宏明 様
東通原子力発電所長 渡部 孝男 様

ツーリング洞爺湖2008 代表 横山茂彦
全行程参加者 渡瀬義孝 斉藤円華
〒271-0093 千葉県松戸市小山 490-1-601 横山方
Tel:047-368-0173. Fax:047-368-0173

申し入れ書

岩手・宮城内陸地震の最大加速度4022ガルを直視し
東通原子力発電所の耐震補強を再検討してください


  洞爺湖サミット開催を前に、福田首相は「『低炭素社会・日本』をめざして」と題する地球温暖化対策(福田ビジョン)を発表しました。
 私たちは今回、福田ビジョンのより実効性ある実施を求めるキャンペーンとして東京~洞爺湖1300キロ自転車ツーリングを行っており、貴社へも以下の申し入れをさせていただきます。

 日本の温暖化対策のなかで原子力をどう位置づけるのかは極めて重大な問題であり、国民的合意抜きに国策が一人歩きすることは許されません。
 福田ビジョンに先立って5月22日、(独)国立環境研究所などによる「2050 日本低炭素社会」シナリオチームは、レポート「低炭素社会に向けた12の方策」を発表しました。この12の方策のなかでも、原子力は再生可能エネルギーやCCS併設火力発電所と共に「カーボンミニマム系統電力」として位置づけられております。
 しかしそれはあくまで12の施策中の一つでしかなく、原子力を温暖化対策の切り札として評価しているわけではありません。また、「目指す将来像」としては次のように提起されています。

【適切な原子力の利用】原子力発電所は、電力需要推移や他の発電技術の開発動向を見据えた上で、政府、電力会社のみならず、市民も巻き込んで合意形成されている。安全性確保とそのための情報開示制度の徹底を前提とし、適切な廃棄物管理の下、国際的な核拡散防止の観点も加味した上で適切な水準での維持、稼働が進められている。

 これは裏を返せば、現在の原子力の利用は「政府、電力会社のみならず、市民も巻き込んで合意形成されている」とは言えず、情報開示も不十分で、「適切な水準での維持、稼働」には至っていないことを示唆していると考えられます。

 とりわけ私たちは、6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の莫大なエネルギーを無視してはならないと考えます。幸い東通原子力発電所の安全性には問題なかったと報告されておりますが、この地震では、震源から最も近い岩手県一関市内で最大加速度4022ガルを記録しました。
2004年に発生した新潟県中越地震でも2515・4ガルを記録しており、今や地震の活動期に入った日本列島では、巨大地震が頻発しています。
 ところが日本全国に55基ある原子力発電所は、これら巨大地震に耐え得るとは言い難い現状です。東通原子力発電所でも、最近基準地震動が最大450ガルに引き上げられましたが、残念ながら余りに不十分だと言わざるを得ません。

 さらに岩手・宮城内陸地震は、活断層とは認識されていなかった断層が引き起こしたとされています。原子力発電所周辺での活断層調査の不備が指摘されていますが、問題とされるべきは活断層だけではないのです。
 一度重大事故が起きれば取り返しのつかないことになる原子力発電所の耐震基準は、度重なる巨大地震の発生を直視し、大幅に見直されるべきです。耐震コストに耐えられないことを理由に安全性を軽視して原子力発電所を稼動し続けるとしたら、貴社は社会的責任を果たせないことになります。
 よって早急に東通原子力発電所の耐震基準を見直し、安全・安心の観点からさらに厳しくすることを求めます。同時に、それに必要なコストを正確に情報開示し、原子力に関する国民的な議論の材料として提供するよう要望します。

以上
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by tourtoyako2008 | 2008-06-30 15:36 | レポート  

六ヶ所再処理工場に申し入れ

今日は午前9時に六ヶ所再処理工場に申し入れ。
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六ヶ所村の「花とハーブの里」の菊川慶子さん、「三陸の豊かな海を守る会」の菅野和夫さんと共に、1時間半みっちり行いました。
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以下に申し入れ文を掲載します。

………………………………………………………………………………………………

2008年6月30日
日本原燃株式会社 代表取締役社長 兒島 伊佐美 様

ツーリング洞爺湖2008 代表 横山茂彦
全行程参加者 渡瀬義孝 斉藤円華
〒271-0093 千葉県松戸市小山 490-1-601 横山方
Tel:047-368-0173. Fax:047-368-0173

申し入れ書

岩手・宮城内陸地震の最大加速度4022ガルを直視し
再処理工場などの耐震補強を再検討してください


  洞爺湖サミット開催を前に、福田首相は「『低炭素社会・日本』をめざして」と題する地球温暖化対策(福田ビジョン)を発表しました。
 私たちは今回、福田ビジョンのより実効性ある実施を求めるキャンペーンとして東京~洞爺湖1300キロ自転車ツーリングを行っており、貴社へも以下の申し入れをさせていただきます。

 日本の温暖化対策のなかで原子力をどう位置づけるのかは極めて重大な問題であり、国民的合意抜きに国策が一人歩きすることは許されません。
 福田ビジョンに先立って5月22日、(独)国立環境研究所などによる「2050 日本低炭素社会」シナリオチームは、レポート「低炭素社会に向けた12の方策」を発表しました。この12の方策のなかでも、原子力は再生可能エネルギーやCCS併設火力発電所と共に「カーボンミニマム系統電力」として位置づけられております。
 しかしそれはあくまで12の施策中の一つでしかなく、原子力を温暖化対策の切り札として評価しているわけではありません。また、「目指す将来像」としては次のように提起されています。

【適切な原子力の利用】原子力発電所は、電力需要推移や他の発電技術の開発動向を見据えた上で、政府、電力会社のみならず、市民も巻き込んで合意形成されている。安全性確保とそのための情報開示制度の徹底を前提とし、適切な廃棄物管理の下、国際的な核拡散防止の観点も加味した上で適切な水準での維持、稼働が進められている。

 これは裏を返せば、現在の原子力の利用は「政府、電力会社のみならず、市民も巻き込んで合意形成されている」とは言えず、情報開示も不十分で、「適切な水準での維持、稼働」には至っていないことを示唆していると考えられます。

 とりわけ私たちは、6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の莫大なエネルギーを無視してはならないと考えます。幸い再処理工場をはじめとする貴社の各施設の安全性には問題なかったと報告されておりますが、この地震では震源から最も近い岩手県一関市内で最大加速度4022ガルを記録しました。
2004年に発生した新潟県中越地震でも2515・4ガルを記録しており、今や地震の活動期に入った日本列島では、巨大地震が頻発しています。
 貴社の再処理工場では基準地震動を450ガルとしており、残念ながら余りに不十分だと言わざるを得ません。最近の研究では、工場付近に活断層が存在することも明らかとなっており、大変憂慮すべき事態です。

 さらに岩手・宮城内陸地震は、活断層とは認識されていなかった断層が引き起こしたとされています。原子力発電所周辺での活断層調査の不備が指摘されていますが、問題とされるべきは活断層だけではないのです。
 一度重大事故が起きれば取り返しのつかないことになる原子力施設の耐震基準は、度重なる巨大地震の発生を直視し、大幅に見直されるべきです。耐震コストに耐えられないことを理由に安全性を軽視して再処理工場を稼動し続けるとしたら、貴社は社会的責任を果たせないことになります。
 よって早急に再処理工場などの各施設の耐震基準を見直し、安全・安心の観点からさらに厳しくすることを求めます。同時に、それに必要なコストを正確に情報開示し、原子力に関する国民的な議論の材料として提供するよう要望します。

海や空に放射能を放出しないでください

 現在貴社の再処理工場はアクティブ試験を行っていますが、工場からはわずか1日で原発1年分の放射能が環境中に放出されます。
 イギリスのセラフィールド、フランスのラアーグの再処理工場周辺では、小児白血病の発症率が異常に高まっているとの報告もあり、とりわけ東北各県の住民はこの問題を強く懸念しています。
 岩手県内では既に、「『放射能海洋放出規正法(仮称)』の法律制定を求める請願書」が、35自治体中の29もの自治体で採択されております。
 貴社はこうした国民の切実な声を受け止め、少なくとも再処理工場から海や空に放出される放射能レベルを最小限に削減する努力をしてください。
 耐震補強と同様、放射能除去のために必要なコストを正確に情報開示し、原子力に関する国民的な議論の材料として提供するよう要望します。
 

以上
 
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by tourtoyako2008 | 2008-06-30 11:24 | レポート  

岩手日報・テレビ岩手に取り上げられました

岩手日報でツーリング洞爺湖の記事が掲載されました。
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昨日夕方のテレビ岩手のニュースでも取り上げられました。
行く先々で注目されているようです。
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by tourtoyako2008 | 2008-06-26 16:07 | レポート  

女川原発へ申し入れ

先ほど女川原発への申し入れを行いました。
先日起きた岩手・宮城内陸地震では最大加速度4022ガルを記録。
大規模な土砂崩れが起き、橋桁が落下するなど甚大な被害が出ています。
地震大国で原発を続けていることの怖さを感じます。
写真後方、茂みの間から見えている煙突は女川原発の排気塔です。
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以下、申し入れ書を掲載します。
………………………………………………………………………………………………
2008年6月23日
東北電力株式会社 取締役社長 高橋 宏明 様
女川原子力発電所長 佐久間 洋 様

ツーリング洞爺湖2008 代表 横山茂彦
全行程参加者 渡瀬義孝 斉藤円華
〒271-0093 千葉県松戸市小山 490-1-601 横山方
Tel:047-368-0173. Fax:047-368-0173

申し入れ書

岩手・宮城内陸地震の最大加速度4022ガルを直視し
女川原子力発電所の耐震補強を再検討してください


  洞爺湖サミット開催を前に、福田首相は「『低炭素社会・日本』をめざして」と題する地球温暖化対策(福田ビジョン)を発表しました。
 私たちは今回、福田ビジョンのより実効性ある実施を求めるキャンペーンとして東京~洞爺湖1300キロ自転車ツーリングを行っており、貴社へも以下の申し入れをさせていただきます。

 日本の温暖化対策のなかで原子力をどう位置づけるのかは極めて重大な問題であり、国民的合意抜きに国策が一人歩きすることは許されません。
 福田ビジョンに先立って5月22日、(独)国立環境研究所などによる「2050 日本低炭素社会」シナリオチームは、レポート「低炭素社会に向けた12の方策」を発表しました。この12の方策のなかでも、原子力は再生可能エネルギーやCCS併設火力発電所と共に「カーボンミニマム系統電力」として位置づけられております。
 しかしそれはあくまで12の施策中の一つでしかなく、原子力を温暖化対策の切り札として評価しているわけではありません。また、「目指す将来像」としては次のように提起されています。

【適切な原子力の利用】原子力発電所は、電力需要推移や他の発電技術の開発動向を見据えた上で、政府、電力会社のみならず、市民も巻き込んで合意形成されている。安全性確保とそのための情報開示制度の徹底を前提とし、適切な廃棄物管理の下、国際的な核拡散防止の観点も加味した上で適切な水準での維持、稼働が進められている。

 これは裏を返せば、現在の原子力の利用は「政府、電力会社のみならず、市民も巻き込んで合意形成されている」とは言えず、情報開示も不十分で、「適切な水準での維持、稼働」には至っていないことを示唆していると考えられます。

 とりわけ私たちは、6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の莫大なエネルギーを無視してはならないと考えます。幸い女川原子力発電所の安全性には問題なかったと報告されておりますが、この地震では、震源から最も近い岩手県一関市内で最大加速度4022ガルを記録しました。
2004年に発生した新潟県中越地震でも2515・4ガルを記録しており、今や地震の活動期に入った日本列島では、巨大地震が頻発しています。
 ところが日本全国に55基ある原子力発電所は、これら巨大地震に耐え得るとは言い難い現状です。女川原子力発電所でも、最近基準地震動が580ガルに引き上げられましたが、残念ながら余りに不十分だと言わざるを得ません。

 さらに岩手・宮城内陸地震は、活断層とは認識されていなかった断層が引き起こしたとされています。原子力発電所周辺での活断層調査の不備が指摘されていますが、問題とされるべきは活断層だけではないのです。
 一度重大事故が起きれば取り返しのつかないことになる原子力発電所の耐震基準は、度重なる巨大地震の発生を直視し、大幅に見直されるべきです。耐震コストに耐えられないことを理由に安全性を軽視して原子力発電所を稼動し続けるとしたら、貴社は社会的責任を果たせないことになります。
 よって早急に女川原子力発電所の耐震基準を見直し、安全・安心の観点からさらに厳しくすることを求めます。同時に、それに必要なコストを正確に情報開示し、原子力に関する国民的な議論の材料として提供するよう要望します。

                                以上
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by tourtoyako2008 | 2008-06-23 15:05 | レポート  

福島民報に記事が掲載されました

6月22日付の福島民報でツーリング洞爺湖の申し入れが取り上げられました。
記事をアップしていただいた「ピナ男」さんのブログより転載します。
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by tourtoyako2008 | 2008-06-23 13:43 | レポート  

茨城新聞で取り上げられました

6月21日付けの茨城新聞でツーリング洞爺湖の申し入れが取り上げられました。
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by tourtoyako2008 | 2008-06-21 13:17 | レポート  

福島第二原発への申し入れ

ツーリング3日目。福島第二原発へ申し入れしました。
脱原発福島ネットワークの斉藤さんと一緒に行動。
第一原発の担当者も同席していたので、同じく申し入れ書を手渡す。
地元の「福島民放」と「福島民友新聞」が取材に来ました。
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午前11時現在、天気は快晴。
今日は1日参加の松原茂さんと原町で合流予定。
仙台に向けてひた走ります。

ちなみに昨日の東海第二原発の申し入れは、地元の茨城新聞がとりあげてくれました。
後ほど詳細報告します。

※「いまココ!」地図が復旧し、現在地が見られるようになりました。

申し入れ書を以下に掲載します

………………………………………………………………………………
2008年6月21日
東京電力株式会社 取締役社長 勝俣 恒久 様
福島第一原子力発電所 所長 大出 厚 様  
福島第二原子力発電所 所長 石崎 芳行 様

ツーリング洞爺湖2008 代表 横山茂彦
全行程参加者 渡瀬義孝 斉藤円華
〒271-0093 千葉県松戸市小山 490-1-601 横山方
Tel:047-368-0173. Fax:047-368-0173

申し入れ書

岩手・宮城内陸地震の最大加速度4022ガルを直視し
福島第一・第ニ原子力発電所の耐震補強を再検討してください


  洞爺湖サミット開催を前に、福田首相は「『低炭素社会・日本』をめざして」と題する地球温暖化対策(福田ビジョン)を発表しました。
 私たちは今回、福田ビジョンのより実効性ある実施を求めるキャンペーンとして東京~洞爺湖1300キロ自転車ツーリングを行っており、貴社へも以下の申し入れをさせていただきます。

 日本の温暖化対策のなかで原子力をどう位置づけるのかは極めて重大な問題であり、国民的合意抜きに国策が一人歩きすることは許されません。
 福田ビジョンに先立って5月22日、(独)国立環境研究所などによる「2050 日本低炭素社会」シナリオチームは、レポート「低炭素社会に向けた12の方策」を発表しました。この12の方策のなかでも、原子力は再生可能エネルギーやCCS併設火力発電所と共に「カーボンミニマム系統電力」として位置づけられております。
 しかしそれはあくまで12の施策中の一つでしかなく、原子力を温暖化対策の切り札として評価しているわけではありません。また、「目指す将来像」としては次のように提起されています。

【適切な原子力の利用】原子力発電所は、電力需要推移や他の発電技術の開発動向を見据えた上で、政府、電力会社のみならず、市民も巻き込んで合意形成されている。安全性確保とそのための情報開示制度の徹底を前提とし、適切な廃棄物管理の下、国際的な核拡散防止の観点も加味した上で適切な水準での維持、稼働が進められている。

 これは裏を返せば、現在の原子力の利用は「政府、電力会社のみならず、市民も巻き込んで合意形成されている」とは言えず、情報開示も不十分で、「適切な水準での維持、稼働」には至っていないことを示唆していると考えられます。
 貴社は日本最大の電力会社として多数の原子力発電所を運転され、昨年の新潟県中越沖地震では柏崎刈羽原子力発電所が重大なダメージを被っています。現在復旧へ向けて耐震補強工事などが行われておりますが、あらためて6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の莫大なエネルギーを直視していただきたいと思います。
 この地震では、震源から最も近い岩手県一関市内で最大加速度4022ガルを記録しました。2004年に発生した新潟県中越地震でも2515・4ガルを記録しており、今や地震の活動期に入った日本列島では、巨大地震が頻発しています。
 ところが日本全国に55基ある原子力発電所は、これら巨大地震に耐え得るとは言い難い現状です。福島第一・第二原子力発電所でも、最近基準地震動が最大1000ガルに引き上げられましたが、残念ながら余りに不十分だと言わざるを得ません。

 さらに岩手・宮城内陸地震は、活断層とは認識されていなかった断層が引き起こしたとされています。原子力発電所周辺での活断層調査の不備が指摘されていますが、問題とされるべきは活断層だけではないのです。
 一度重大事故が起きれば取り返しのつかないことになる原子力発電所の耐震基準は、度重なる巨大地震の発生を直視し、大幅に見直されるべきです。耐震コストに耐えられないことを理由に安全性を軽視して原子力発電所を稼動し続けるとしたら、貴社は社会的責任を果たせないことになります。
 よって早急に福島第一・第二原子力発電所の耐震基準を見直し、安全・安心の観点からさらに厳しくすることを求めます。同時に、それに必要なコストを正確に情報開示し、原子力に関する国民的な議論の材料として提供するよう要望します。

                                以上
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by tourtoyako2008 | 2008-06-21 11:21 | レポート